「置いてかれた感じだ」→「老いて枯れた感じだ」などがある。
また、ちょっと身に詰まされるものに、
「何かと胡散臭い時がある」→「何か父さん臭い時がある」
というのがある。
実際、ワープロ時代には、こういった”変換ミス”も多々あったが、
近年はアルゴリズムが改善されたのか、あまりこういった傑作も生まれなくなった。
変換ではないが、日常的なニュースの中でもよく聞き間違うのが
「汚職事件で逮捕される」というもの。
これはふと聞いただけなら「お食事券で逮捕される」と耳が解釈してしまう。
「逮捕されるって、ニセのお食事券でも配ったのか?」と考えを巡らして、
「ああ、な~んだ、”汚職事件”か!」と理解することがある。
「汚職事件」と「お食事券」ふと、混同してしまう。
汚職と言えば、
来年ロシアの都市バルナウル市で市長選挙が行なわれることになった。
それは、市長の辞任に因るもの。
それに至った経緯はズバリ汚職が原因。
あいついで、この市ではこういった汚職が続いているるという。
市長候補として名を連ねているのは6名プラス「猫」。
この猫は、生後18カ月。名前はバルシクという。
市長選に先駆けて、地域ソーシャルメディア「アルタイ・オンライン」
が非公式のネット投票を行なったところ、
他の6人の候補をはるかに上回る堂々の1位となった。
得票率91.6%だったという。
なぜ、猫に投票したのか?を投票した人に訊くと、
「汚職事件」なら使い込み額も巨額となるが、
猫が市長になって、万が一歴代の市長のように使い込みなどを行なっても
せいぜいキャットフート。
「汚職事件」なら巨額だが、猫に対する「お食事券」程度なら知れたもの、
というところのようだ。
<当 "BOOTS STRAP" のサイトの無断転載を一切禁止申し上げます。>